抜け毛がひどい時は、抜けた毛の数がとても気になりますよね。
ですが、本当にするべきは、抜け毛の数ではなく、抜けた毛の状態や頭髪・頭皮の状態です。
なぜなら、抜け毛の数は時期によっても変動がありますし、健康な状態でも自然な脱毛というのは必ずあるからです。
そもそも、抜け毛は何本なら正常の範囲か知っていますか?
本当に気にしなければいけないほどヒドイ抜け毛ってどんな状態なのか?
原因は一体何なのか?
どうすれば抜け毛を止められる?
などなど疑問と悩みは尽きないですよね。
抜け毛がひどいという悩みに、実際にAGA治療を実践してそこそこの成果を出している管理人が、本当にマズイ状態の抜け毛の判断基準やその原因と対策についてまとめてみました。
本当に抜け毛がひどいってどういう状態?
抜け毛がヒドイ・・・他の人もこんなに髪の毛が抜けるの?どれくらいの量の抜け毛だったら問題ない範囲なのかってすごく気になりますよね。
正常な状態でも髪は1日に約100本程度は抜けます。
そしてその抜け毛のほとんどは、直接頭皮や髪を触っている、シャンプーやブラッシングの時に抜けるのです。
ですから、シャンプーしてる時に抜け毛の数が多いなぁと思っても、悲観することはないんですよ!
仮に1日に抜ける髪の量100本の半分・・・・・50本が抜けていても正常なのですから!
抜け毛がひどくなる時期もあるの?
あるキーワードが、どの時期にどれくらい検索されているかを知ることが出来る、googleトレンドで「抜け毛」をキーワードに調査してみました。
・・・結果、確認できたほぼ全ての年で8月~10月にかけて「抜け毛」の検索数が急上昇していました!
昔から言われる「秋は抜け毛が増える」というのは、本当なんですね。
もちろん、夏場に浴びた、紫外線が頭皮にダメージを与えていること一つの原因だと思いますが・・
そもそも秋は多くの人が抜け毛が増えやすい季節のようです。
この季節の抜け毛の増加については、あまり気にする必要はなさそうです。
抜け毛の数より髪・頭皮の状態が重要です
抜け毛の数は気になるでしょうが、それよりも抜けた髪の状態や頭皮の状態のほうが本当に気にすべきところになります。
抜けた髪が細い
抜けた毛の本数より・・・抜けた毛が「細い」場合は、危険信号です。
というのも、髪にはヘアサイクルというものがあり、正常なヘアサイクルを経過しての抜け毛は、太い毛となるからです。
細い毛での抜け毛が多い場合には、髪が十分に育ちきらないうちに抜けています。
男性ならAGA(男性型脱毛症)
女性ならFAGA(女性男性型脱毛症)が疑われます。
髪型の状態・頭皮の状態を鏡で確認することが大切です
抜け毛の数を毎日数えるよりも、鏡で頭髪の状態をチェックするほうがはるかに手軽で効果的です。
なぜなら、結局のところ薄毛は、「抜けた毛の数」ではなく、「見た目」で決定するからです。
たとえ、抜け毛の数は少なくとも、見た目で気になる部分があれば、立派なハゲかもしれないからです。
ですから、鏡を使って正面だけではなく、頭のてっぺんや後ろのほうをの状態をよく観察してみましょう。
私自身も抜け毛が多いなぁ~薄くなってきたかなぁ~と思ってから
初めて合わせ鏡であたまのてっぺんを見た日の衝撃を今でもはっきりと覚えています。(↓心臓の弱い方は見るのをおひかえください(笑))
もっと早くちゃんと鏡でチェックしとけば!!!とホント悔みました。
ちなみに見た目で薄毛の状態をチェックする際のポイントは以下の通りです
- 薄くて地肌が見えてきた部分がないか?
- 全体的にぺっちゃとしてないか?
- 分け目やつむじが薄くなってないか?
- 頭皮が赤くなってないか?
1~3に当てはまれば、すでに薄毛がすすんでいる可能性大です。
何かしらの対策をしなければ、薄毛はどんどん進んでいきます。
4に当てはまる場合は、ただ赤いだけなら問題ありません。しかしこれがかゆみを伴う場合、紅斑とよばれる状況になっているかもしれません。
紅斑になると、ほうっておけば1~3の状態に進んでいく可能性があります。
抜け毛がひどい時の原因と対策
季節的な抜け毛を例外として考えた場合、抜け毛がひどくなる主な原因には次のようなものがあります。
頭皮が傷んでいる・頭皮への栄養が十分でない場合の原因と対策
- シャンプーがあわない
- 強い紫外線を頭皮に浴び続けた
- 睡眠不足
- 栄養不足
- 喫煙
- 過度な飲酒
- ストレス
などなど、簡単に思いつくだけもこれだけの原因があげられます。
これらの原因をまとめてみると・・・不健康な生活を送っている場合、髪や頭皮も当然不健康になるということに尽きますね。
「シャンプーは低刺激のものに変更し、炎天下の外出時は帽子をかぶり、健康な生活を心がける!」これだけでも十分な抜け毛対策になるということです。
ただ・・・これらのことを実践しても、抜け毛に改善が見られない場合には、また別の原因が考えられます。
産後の抜け毛の原因と対策
女性特有(当たり前か)の抜け毛原因です。
妊娠中は、通常の状態よりも、女性ホルモンが活発に分泌されます。
その影響で、髪の毛としての寿命をむかえ、本来抜け落ちていたはずの毛まで成長を続けます。
出産したあと、女性ホルモンの分泌が正常に戻ると、これまで無理に成長していた太い毛が一斉に抜け落ちるため一気に抜け毛がひどくなったように感じます。
産後の抜け毛は、あくまでも一時的なヘアサイクルの乱れによる抜け毛なので、しばらく待てばもとに戻ります。
ホルモンバランスの乱れによる抜け毛と対策(女性編)
女性がなんらかの原因でホルモンのバランスを崩すと、男性ホルモンが過剰に分泌されることがあります。
そうすると、男性ホルモンの影響で全体的に抜け毛が増え、髪全体が均一にスカスカになります。(びまん性脱毛症)
女性がホルモンバランスを崩すケースは、
- 過度ダイエット
- ストレス
- 更年期障害
が主な原因として挙げられます。
十分な栄養と休養、更年期障害で減ってしまった女性ホルモンを補う食事やサプリメントで改善が見られことがほとんどです。
ですが、どうしても改善が見られない場合には、FAGAの専門外来か皮膚科を受診したほうが良いでしょう。
ホルモンバランスの乱れによる抜け毛と対策(男性編)
ホルモンのバランスの乱れと書いていますが、実際は男性ホルモンが頭皮に強い影響を及ぼした結果、抜け毛が増える→ハゲるケースです。
男性の場合、この男性ホルモンが頭皮に影響を与え、抜け毛が増える「AGA(男性型脱毛症)」が原因の薄毛が大半です。
リアップなど薬局で手に入れることが出来るAGA用の育毛剤を使用することで比較的手軽に対策することが出来ます。
ですが、より確実に治療したい場合には、AGA外来のある皮膚科に通院することがオススメです。
ただしこの場合、プロペシアという比較的高価な治療薬が処方されますので、万単位の費用がかかることには注意が必要です。
より確実に・・・だけど出来るだけコストを抑えてAGA治療を行いたい場合は、管理人が実践中の個人輸入での「ミノキシジルタブレット」+「フィンペシア(プロペシアのジェネリック)」による治療を選択する方法もあります。
ただし、医師の処方を受けての治療ではありませんので、副作用などについてはあくまでも自己責任になります。
もっとも、管理人の場合、副作用らしい副作用は腕毛が濃くなったぐらいではありますが、、
興味のある方は下記のリンクを参考にしてみてくださいね